犬の皮膚疾患とシャンプー療法
先日東京で、
犬の世界的製薬・シャンプーメーカーさんによる
「犬の皮膚疾患とシャンプー療法」という
セミナーを受講してきました
セミナーでは
・アトピー性皮膚炎
・脂漏症
・感染症(膿皮症、真菌症)
・外耳炎
・シャンプー療法
についてお話を聞かせて頂きました。
石鹸やメディカルアロマをお伝えする上で、
皮膚の構造や、皮膚疾患の情報も必要なので
ある程度の知識はありましたが、
さすが世界的製薬メーカーさん
たくさんの臨床データや、色々な獣医さんのお話、
製薬メーカーさんの裏話などをオモシロ楽しく学ばせて頂きました
セミナー中講師の方が繰り返し何度もおっしゃっていたのが
大切なのは、皮膚のバリア機能を丈夫にする事!
どんな皮膚病も感染症も、
とにかく
バリア機能を整える事がとても大切だと
何度もおっしゃっていました。
やっぱりそこなのです!
どんな細菌や異物も跳ね返す事のできる
皮膚バリアを作る事
今日はセミナーで学んだ内容を交えて
皮膚トラブルのあるワンちゃんを抱えておられる飼い主様に、
いくつかお役に立ちそうな情報をご紹介しますね
✽皮膚炎などで痒がっている
ワンちゃんへの対処法✽
✽肌を冷やしてあげる事
かゆみ止めの軟膏や抗生剤服用の他に、肌を冷やす事が有効です。
痒みがある時は血流が活発な状態なので、
肌を冷やして血流を落ち着かせてあげると痒みが和らぎます。
✽シャワーの水温を30℃以下に下げる事
シャンプーの後に痒がるワンちゃんは、
シャワーの水温が高い事が原因です。
理想は30℃以下ですが、それでは冷たいので、
冷たくない程度のぬるま湯にするのはOKです。
水温が高いと痒みの原因や乾燥の原因となります。
皮膚の乾燥は、痒みや皮膚トラブルの原因となります。
間違っても人のシャワーのような38℃以上の水温にはしない事。
✽ドライヤーは送風で行うこと
温風で乾かすと、血流が上がってしまいます。
30分で乾くぐらいまでタオルドライができていれば、
ドライヤーの必要はありません。自然乾燥でもOKです。
✽シャンプーした後は必ず保湿をすること
手作り石鹸をお使いのワンちゃんで皮膚トラブルのあるワンちゃんは、
シャンプー後にぜひホホバオイルを塗って保湿してあげて下さい。
随分違います。一度お試しになってみて下さい。
薬用シャンプーをお使いのワンちゃんは、必ずリンスを併用してください。
乾燥しないように、リンスで保湿してフタをしてあげて下さいね。
女性のスキンケアと同じです
今回改めて思ったこと。
シャンプーは手作り石鹸をオススメします
ワンちゃんの皮膚や被毛に負担をかけずに
食用グレードのオイルを使い、
昔ながらの製法で時間をかけて作った手作り石鹸は
使い続けて頂くうちに、皮膚バリアが丈夫になり、
常在菌の善玉菌がイキイキしてきます
アトピーなどの皮膚トラブルを発症しやすいのは3歳までだといいます。
パピーの頃から皮膚バリアが丈夫になるように
手作り石鹸を取り入れていただけたら嬉しいです
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セミナー受講の為、先日は2日間お休みを頂き
お問い合わせ&ご注文を頂いた皆様には
お待たせしてしまいご迷惑をお掛けしました。
只今製作&発送準備中です。
昨日17時以降にご注文を頂いたお客様は
通常通り、月曜日にご連絡差し上げますね。
ダイエットアロマをお待ちのお客さまも
頭痛アロマをお待ちのお客さまも、
火曜日ぐらいに発送できそうです。
もうしばらくお待ちください
石鹸の先生に頂いた東京土産
錦玉羹っていうらしいです
金魚が泳いでいます~なんて涼しげで可愛いんでしょう
もったいなくて食べられません
みんな、お留守番がんばったね。
会いたかったよー!
夫が夏休み休暇を利用して、付きっきりで犬子守をしてくれていたけれど、
やっぱりこの子達には私が一番なのです
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